2016.10.05
重粒子線照射による癌治療の現場
群馬大学重粒子線医学研究センター

以下、同センターのホームページより
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重粒子線の特徴とは
1 がん病巣に集中して照射
がん部位に集中的にダメージを与え、周りの正常部位にはダメージが少ない治療です。 副作用は一般の放射線治療に比べて少ない治療です。
2 一般の放射線が効きにくいがんにも効く
エックス線に比べ生物効果が強いことが知られています。 例えば、今までエックス線が効きにくいとされてきた骨肉腫にも効果を発揮します。
3 短期間で治せる
短い治療期間(平均1~4週)で治療できます。 今までの放射線治療で使われていたエックス線(6~7週)と比べて、 治療のための照射回数を減らすことができます。
重粒子線治療は体に負担が少ないため、高齢の方や持病のある方でも治療の対象となります。しかし全ての病状に対して行える治療法ではなく、適応となる共通の条件として、以下の項目を満たすことが必要であることをご理解ください。
・ 病巣(がん)が限局し、広範囲でないこと
・ 治療対象部位に、放射線治療を受けていないこと
・ 安静な状態で30分間(目安)横になっていられること
・ 病気についての告知を受け、重粒子線治療を自分の意思で希望していること
なお重粒子線治療の適応は、専門医による総合的な判断を必要とします。受診後の検討の結果、重粒子線治療の適応とならない場合もあります。
平成28年4月より、重粒子線治療は公益社団法人日本放射線腫瘍学会の主導により作成された適応症と統一治療方針に基づいて実施されます。
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先日、群馬大学病院の公開講座に行ってきました。
平成28年4月から、重粒子線治療は一部疾患が保険適用になったという。つまり、「切除非適応の骨軟部腫瘍」(骨や筋肉、血管、皮下組織などの軟部に発生する腫瘍)については保険適用だ。その他の疾患については先進医療となる。そして、先進医療部分は全額自己負担であり、先進医療の場合費用は照射回数によらず一律314万円とのこと。これにはびっくり。
昨年注目を浴びただけに、公開講座は例年の数字を大幅に上回る参加者だったようだ。
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1 がん病巣に集中して照射
がん部位に集中的にダメージを与え、周りの正常部位にはダメージが少ない治療です。 副作用は一般の放射線治療に比べて少ない治療です。
2 一般の放射線が効きにくいがんにも効く
エックス線に比べ生物効果が強いことが知られています。 例えば、今までエックス線が効きにくいとされてきた骨肉腫にも効果を発揮します。
3 短期間で治せる
短い治療期間(平均1~4週)で治療できます。 今までの放射線治療で使われていたエックス線(6~7週)と比べて、 治療のための照射回数を減らすことができます。
重粒子線治療は体に負担が少ないため、高齢の方や持病のある方でも治療の対象となります。しかし全ての病状に対して行える治療法ではなく、適応となる共通の条件として、以下の項目を満たすことが必要であることをご理解ください。
・ 病巣(がん)が限局し、広範囲でないこと
・ 治療対象部位に、放射線治療を受けていないこと
・ 安静な状態で30分間(目安)横になっていられること
・ 病気についての告知を受け、重粒子線治療を自分の意思で希望していること
なお重粒子線治療の適応は、専門医による総合的な判断を必要とします。受診後の検討の結果、重粒子線治療の適応とならない場合もあります。
平成28年4月より、重粒子線治療は公益社団法人日本放射線腫瘍学会の主導により作成された適応症と統一治療方針に基づいて実施されます。
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先日、群馬大学病院の公開講座に行ってきました。
平成28年4月から、重粒子線治療は一部疾患が保険適用になったという。つまり、「切除非適応の骨軟部腫瘍」(骨や筋肉、血管、皮下組織などの軟部に発生する腫瘍)については保険適用だ。その他の疾患については先進医療となる。そして、先進医療部分は全額自己負担であり、先進医療の場合費用は照射回数によらず一律314万円とのこと。これにはびっくり。
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