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本日の日の出
日の出

生殺は生き死に。与奪は与えることや奪うこと。そのままの意味である。
その権利を他人が握るとは自分だけではどうにもならない、どうすることもできない状態。その権利を他人に握らせないでいること、つまり自主性と独立性を持てということ。

社労士と税理士の関係はこれに近い場合がある。その権利を持つのは場合によっては顧問先よりも税理士である。
顧問先との良好な関係を築けず適当にやっていると、当然のことながら税理士も企業の利益を優先するため、顧問先に対し社労士の顧問契約を解消することを提案することがある。

ましてや、顧問先企業が社労士のことを役に立たないなどとひとことでも言おうものなら一巻の終わりだ。税理士の立場は社労士よりも数倍強いのである。

顧問契約を切られた経験のある読者社労士も少なからずいると思うけれど、提出代行のみでは社労士の立場は強いものではない。ほかの社労士にはまねのできないスキルを磨き続けなければ立場はすぐに危うくなってしまうのだ。

顧問契約解消の権を税理士さんに与えるようではいけないのである。


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